こんにちは(╹◡╹)

 

アピアランスサロンあいちの椎木です♡

 

今日は少し、メイクセラピー(化粧療法)について書きたいと思います(*´꒳`*)

 

 

私は美容師の他に、メイクアップアーティスト、メイクセラピーの資格を持ち、

 

現在もメイクセラピーの活動もしております。

 

以前、院内サロンで多くの患者様や高齢者の患者様の美容師のお仕事を

 

しながら、メイクセラピーもしておりました♡

 

院内サロンに勤めていたときに、入院患者様は当然、お化粧はほとんどしていません。

 

病院に入院しているからお化粧はしないのは普通なのですが、

 

病気をすると、今まで当たり前のようにお化粧していたのが、しなくなってしまうのですよね。

 

 

ある日、院内サロンで看護師さんと一緒に、メイクセラピー会を開催しました。

 

 

8人くらい集まっていただき、一人一人の方にメイクを施すと、最初は恥ずかしがっていた

 

患者様達が、ものすごくイキイキしだし、表情がとても明るくなったのです。

 

 

ある患者様が、『本当はいつまでも綺麗でいたい。。』 『自分じゃないみたい。。』

 

 

『外へ出かけたくなった。。』 『人に会いたくなった。。』『嬉しい。。』

 

 

メイクでこれだけ人の心を明るく前向きにするのだな。。と思った瞬間でした。

 

 

 

 

 

化粧療法(メイクセラピー)とは、化粧によって生活をより豊かなものにすることを目指す療法です。

 

 

医療や介護福祉の分野では、認知症や介護の予防・改善、ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の維持・向

 

 

上などを目的として化粧療法が行われています。

 

 

がん患者さんにも伝えたい。

 

 

女性にとって化粧はとても身近なものですが、病気や介護などをきっかけに化粧から遠ざかってしまう方も多くいらっしゃいます。

 

 

そして、人との交流や外出の機会がますます減ってしまうことがあります。

 

 

しかし、平均寿命が伸びて人生が長くなった今、年齢を重ねても、病気になってもできるかぎり

 

 

自立した生活を楽しむことが大切です。

 

 

化粧やおしゃれをすると、表情も気持ちも自然と明るくなり、積極的に外へ出てみたくなります。

 

 

外出が増えれば、人と交流する機会も多くなり、社会とのつながりを保つことができるでしょう。

 

 

その結果として、病気の改善、健康寿命を伸ばしたり、認知症を防いだりする効果が期待できるのです。

 

 

『期待できる効果』

 

 

心身を健康に導く

化粧を通して「楽しい」「うれしい」などのポジティブな感情が生まれると、やる気や元気がわいてきます。

 

 

化粧にはリラックス効果もあるため、ストレスの解消にも役立つでしょう。

 

 

また、スキンケアをすることで「お肌を清潔に保つ」「血行をよくする」「シワを防ぐ」など、さまざまな効果が期待できます。

 

 

ADL(日常生活動作)の維持・向上

化粧をすることで自信が生まれ、積極性や社交性が高まります。

 

 

「出かけてみようかな」「人に会ってみようかな」という気持ちが自然に芽生え、身体を動かす機会が増えるでしょう。

 

また、化粧をする際の一連の動作(ふたを開け閉めする・ファンデーションを塗る・眉を描くなど)では、手指

 

や腕を適度に動かすことで筋力の維持につながります。

 

 

認知症の予防・改善

「きれいな色を見る」「化粧品の香りをかぐ」「ブラシや手が顔に触れる」など五感を刺激する化粧は、脳の働きを活性化させます。

 

 

さらに、気分を高めるだけでなく、過剰な気持ちの高まりを落ち着かせる効果もあるといわれています。

 

 

QOL(生活の質)の維持・向上

化粧をするときの心地よさ、楽しい会話、自信や意欲の高まりなどは、ご高齢者や障がいをお持ちの方の生活の質を向上させます。

 

 

また、加齢によるシミやあざ、手術痕などが気になっていた方が、化粧で補正することで外出を楽しめるようになったという事例もあります。

 

 

今後、アピアランスサロンあいちでも、メイクセラピー(化粧療法)も

 

 

取り入れていきたいと思います。。