こんにちは(╹◡╹)
アピアランスサロンあいちの椎木です♡
抗がん剤治療の副作用で髪が脱毛してしまうことは、よく聞きますよね。。
抗がん剤治療による脱毛後は、とても髪が細く繊細でクセがある状態で生えてくることがあります。
抗がん剤治療後にくせ毛になる理由はいくつかあります
1. **髪の毛の成長サイクルの変化**:
抗がん剤は毛髪の成長サイクルに影響を与え、休止期(髪が成長を停止する時期)が長くなったり、
成長期(髪が成長する時期)が短くなることがあります。
この結果、新しく生えてくる髪が元の状態とは異なる質感や形状を持つことになります。
2. **髪のダメージ**:
抗がん剤は細胞分裂を抑えるため、髪の毛にダメージを与えることがあります。
ダメージを受けた髪は、元のストレートな状態からくせ毛になったり、パサついたりすることがあります。
3. **ホルモンバランスの変化**:
抗がん剤治療は体内のホルモンバランスに影響を及ぼすことがあります。
このホルモンバランスの変化が髪質に影響を与え、くせ毛が生じる原因となることもあります。
4. **新しい髪の生成**:
治療後に生えてくる新しい髪は、以前の髪の質とは異なることがあります。
この新しい髪がくせ毛の場合、全体の髪型に影響を与えることになります。
抗がん剤治療後の縮毛矯正はいつ頃からしても良いの?
1. **治療後の回復**:
抗がん剤による影響で髪の毛や頭皮が弱くなっている可能性があるため、治療後、髪の毛が元の状態に近づき、健康を回復するまで待つことが推奨されます。
通常、数ヶ月は必要です。
2. **髪の状態**:
髪の毛の状態によっては、縮毛矯正が髪に負担をかける場合があります。
毛が十分に成長し、強さを取り戻してから行う方が安全です。
3. **医師の相談**:
具体的な時期や条件については、担当医と相談することが重要です。専門家の意見を仰ぐことで、より安心して施術を受けることができます。
💡一般的には、抗がん剤治療後少なくとも6ヶ月以上は待つことが多いですが、個々の回復具合によるため、
やはり施術をする前は主治医の判断が重要です。
脱毛後、「トップと前髪が伸びにくい」?
実はこの原因は女性ホルモンの分泌が抑制されているからなんです。
なぜなら髪の毛はホルモンによる影響が大きく出るのです。
その理由は、髪と女性ホルモンは密接に関わっているから。
女性ホルモンのなかでも、卵胞ホルモンである“エストロゲン”は、肌にハリやうるおいを与えたり、
自律神経を安定させたり、骨をしなやかに保つなど、女性の美と健康に大きく関係しています。
このエストロゲンの分泌量が低減することで、髪のハリやコシがなくなり、細くなったり、ヘアサイクルが
短くなって成長しないまま抜けるなど、薄毛や抜け毛にも影響を及ぼしてしまいます。
また、部位により影響が少々異なりますが、男性ホルモンは側頭部から後頭部、女性ホルモンはハチから
上のトップや前髪の部位に強く影響しています。
ですのでホルモン治療をされている方はエストロゲン(女性ホルモン)を治療で抑えているため、
治療が終了するまではとくにトップと前髪の毛に影響が出てしまうということです。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました🙇🤗