こんにちは(╹◡╹)
アピアランスサロンあいちの椎木です(*´꒳`*)
先日、脱毛予防で頭皮冷却を行う予定の患者さまがご来店されました。
抗がん剤治療と並行して頭皮冷却法を行うというものです。
まだまだ日本では頭皮冷却法はきき馴染みがないですが、そこで
「脱毛予防に頭皮冷却は効きますか?」調べたいあなたに
連日患者さまからの相談をお聞きする中、ほぼ皆さんに尋ねられることが頭皮冷却について。
脱毛を予防できるなら何でもしたい!もちろんです。
アメリカやヨーロッパでは現場に随分浸透しているようですね。
2017/07/22 – 抗がん剤治療や放射線治療による脱毛は、がんの治療と同じくらい患者を悩ませることがある。特に女性の場合、悩みは深刻だ。がんの治療をしても、髪の毛が抜けなかったら、心の負担はわずかでも軽くなるだろう。がんの治療による脱毛症を予防するための頭皮冷却装置(商品名DigniCap)について、乳がん以外のがんにも適応を拡大したと米国食品医薬品局(FDA)が発表した(7月3日付FDA News Release)。
では国内はどうでしょうか。国立がんセンター中央病院で実施しているようですね。
抗がん薬の副作用の中でも外見の印象を変える「脱毛」は、女性患者さんの苦痛度が高い。そういった患者さんの声に応えようと、国立がん研究センター中央病院では、頭皮冷却装置を用いた頭皮冷却法が行われている。監修○木下貴之 国立がん研究センター中央病院乳腺外科科長.
民間ではリーブ21さんが行っているのですね。
抗がん剤治療による脱毛予防はリーブ21。がん化学療法に伴う脱毛解決(予防軽減)のための医療機器を開発中で、品質保証の国際規格や医療機器製造販売業の許可も所得しております。頭皮冷却装置では、抗がん剤治療による脱毛予防を目的で紹介しております。
先日、当店にも滋賀のクリニックで頭皮冷却を受けてこられた患者さまのお話しが聞けました。
4階(
新棟) 化学療法を外来で行うためのフロアです。個別のTVやリクライニングチェアを装備しております。脱毛予防の頭皮冷却しながらの点滴も行っております。
四国がんセンターでは治験中のようです。
乳癌化学療法時の脱毛予防のための頭部冷却の研究」への御参加のお願い。脱毛を完全に予防する方法はまだありませんが、頭皮を冷却するとある程度の脱毛予防ができることが主に海外で示されてきました。あなたはこの頭皮冷却での脱毛予防研究にご参加頂けます。 この説明文書を読まれて、ご納得の上でこの研究に協力いただける場合は、同意書に署名をお願いいたします。
脱毛のメカニズム
抗がん剤を使用すると毛母細胞に影響があり、毛の成長に問題が起きて脱毛を起こします。
(「毛母細胞」とは、毛の根元にある毛の成長に重要な細胞です。)
とくに髪の毛は、体毛のなかでも成長が速く細胞分裂が盛んであるために、抗がん剤の影響も受けやすくなっています。
脱毛の対策、予防法
脱毛の対策. 脱毛の予防法は、現在、確立されていません。
頭部冷却法も、有効性が証明されていないためなかなか広まっていないのが現状です。
なぜ頭部を冷やすと脱毛予防になるの?
冷却すると血管が収縮して血流が一時的に悪くなります。
すると血液中に溶け込んでいる抗がん剤が毛包に届きにくくなるのでは…という理屈からです。
ただ頭部への転移が抑えられないのでは、という懸念がついてまわることも理屈としてあります。
徐々にエビデンスが整ってくるのを待つしかない現状です。
冷却帽子 ディグニキャップ(DigniCap)とは
現在のところ、日本で使用されている抗がん剤の副作用による脱毛を防ぐ医療機器は『ディグニキャップ(DigniCap)』だけのようです。
メーカーは、スウェーデンのディグニターナ社製 英国のパックマンクーラー社製などがあります
この医療機器は欧州では 2002年に、米国では2015年に承認されて 多くの病院施設で使用されていますが、
日本では2007年に厚生労働省 から許可を得て臨床試験(治験)を実施しているところです。
まだ保険が効かないので、一回使用代が約3000円かかります。
ディグニキャップの仕組み
ディグニキャップは、本体部分とチューブでつながったシリコーン製 のキャップ(帽子)から成り、
冷却した液体をキャップに張り巡らされた溝に流し、患者の頭皮を冷やす仕組みになっています。
1台で同時に2人が使用できるようになっています。
通常は抗がん剤点滴中の1~2時間と、その前後の各30分間キャップ をかぶります。
かぶったまま移動したり、一時的にチューブを外してトイレに行くこともできます。
がん患者に対するアピアランスケアの手引き
国立がん研究センターが発行した手引書にも1ページ目に出てくる頭部冷却の有効性について。
やはりまだまだエビデンス不足ということが結論です…。
脱毛への取り組みはあまり進んでいない現状ですね。
抗がん剤治療が終われば数カ月でまた生えてくるとよく言われますが、、、
生えてきても細くふわふわの毛だったり、トップの伸びが思わしくなかったり、クリクリのくせ毛で伸びてきたり…
大勢の人たちが深刻に悩んでおられます。。
欧米ではだいたい50~60%の髪が残る実験が多いようで、まだまだ研究の余地はありそうです。
冷却効果で指先の副作用軽減を期待…フローズングローブ
なかなか、ディグニキャップは個人では用意できない現状です。
一方、音楽関係の方など、爪の副作用を減らしたいですよね。
同じ原理で指先を冷却することで、爪への副作用軽減が期待できるフローズングローブという商品なら求められそうです。
ご購入はこちらから(バナーをクリック⇒「フローズングローブ」)