こんにちは(╹◡╹)
アピアランスサロンあいちの椎木です♡
今日の愛知は晴天、とても暑かったです。。。
さて今日は、治療中や治療後の頭皮ケアについて気になっている方が多く見受けられるので
まとめてみました。
抗がん剤(化学療法)や放射線治療中は、地肌が敏感になっています。
髪を洗うときには、シャンプーをよく泡立ててから、泡を頭に乗せるようにやさしく洗ってください。
低刺激性など、肌にやさしいシャンプーを使用してもよいでしょう。
また頭部へ放射線治療を行っている場合は、シャンプー・リンスは使用せず、ぬるま湯で洗い流す程度にとどめましょう。
そして治療が終わったら、血行をよくするためにも、頭皮をマッサージするように刺激を与えてあげるといいです。
担当医や看護師から、「治療が終われば、髪は元に戻りますよ」と言われても、そうとは限らないようです。
「髪の毛が薄くなった」「もともとストレートだったのに、くせ毛が強くなった」など、髪の量、髪質が変わったという声もあります。
頭皮環境を整える
治療後、髪が生えてくる箇所の頭皮環境が悪いと、生えてくる髪にも影響が出てきます。
そのため、なるべく良い状態の頭皮を維持して、健やかに髪を戻していくことが大切です。
まず初めに頭皮の環境を整えるのに必要なこと。
それは、頭皮に潤いを与えて皮膚バリアを形成することです。
私が以前、院内サロンでお手入れをしていない頭皮をマイクロスコープで見ると、ほぼ100%といっていいくらい赤い頭皮をしています。
これは頭皮が炎症していて、簡単にいうと「頭皮が軽く火傷している状態」だとお考えください。
ほとんどの人はその火傷している部分に頭皮を擦ってシャンプーを行い、熱いシャワーで流してそのまま乾かして終わりにしてしまっているのではないでしょうか?
顔でたとえると分かりやすいのですが、顔を洗うときに「泡をつけてゴシゴシ洗って、熱いお湯で流して終わり!」とはしないと思います。
顔を頭皮も同じ皮膚なので、同じようにケアしていくことがベストです。
泡で優しく洗って36℃より低い温度で流した後、タオルで拭いて化粧水で保湿(皮膚バリア)をしてあげてください。
抗がん剤後で余計に頭皮環境が悪化していることが多いので、最初のうちはしっかりと保湿をして頭皮を改善させていくことがいい髪を生やすことにつながります。
ぜひ、日頃のケアの一環として楽しみながら頭皮ケアしてみてください。